DRESS TRIP;Life is pictures,Life is sceneries
人生は果てしなく広く偶然に満ちている。
偶然の出来事がきっかけで
今までの自分には考えられなかったことが起こる。
それは自分が今ある考えや物、事、人を
繋ぎ止めておかなきゃいけないという姿勢を
ふと崩した時にやってくる。
季節は秋を飛び越し、冬を迎える
あと少しで、今年が終わる
終わりに近づくと人は
1年というフィルムロールを
クルクルと解きながら感傷に浸る
去年の新年にたてたNew years Resolutionは達成したか
多くの人はその紙の端切れをいつの間にか
失くしてしまっている
今年新しくはじめたものは何か
出会った人はだれか
美しい瞬間
影響を受けた人
素敵な偶然
景色
恋
人は過去を回想する時
右上に絵画のような画を描く
情景は一枚の画として記憶に保存されている
DRESS:GALLARDAGALANTE
Belt:Hermès
大晦日寒さとは裏腹に
暖まった幸せな街
マンハッタンのドロップボール
毎朝焼け付くような朝日に目が覚めた
マイアミの白いアパート
一人で観たBroadway show
Head piece:et momonakia
グラスと冷えたシャンパンを海辺に持ち込み
眺めた星空
呼んでもらったカラフルなパーティーに
runwayshow
心臓が高鳴るくらい起きるのに
ワクワクした夏の朝
運命的な出会いに交わした
膨大な言葉達
手に入れたい画に向けて進んでいるのか
止まっているのか、並列しているのか
時間の不確かな感覚
人はなにか成長や向上に向けて日々を生きようとしているが
振り返った時、人生に残るものは
目にしたはずの景色(画)達である
そこに伴ったはずの感情は時が立つうちに
薄れていき、思い出せなくなっていく
過去も未来も現在(イマ)の自分が思い描く
不確かだからこそ夢のある景色(画)
そこには良いも悪いも、前進も後退もない
どんな景色を集めたくて(過去)
どんな画を描きたいのか(未来)
その画を繋ぐ因果と導線、
そこに起こる偶然が現在(イマ)であり
生きること、人生そのものである
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