Who is the real style blogger in japan?
なぜ日本では世界的なstyle bloggerがでてこないのか
こんなにも毎日dress upしてfashionにobsessしている国民は例をみないのに
海外のブロガーの印象はスタイリッシュで知的
写真もこだわりぬかれ、きちっとエディットされている感がある
それは以下4つがファクターなのではないかと思う
•ファッション誌
•ドメスティックのファッションビジネス
•英語力
•情操教育
□ファッション誌
日本には世界に例をみないくらい各スタイルに合わせた
ファッション誌が存在する
出版ということで業界的には傾きをたどっているが
まだ、日本の女性のファッションやライフスタイルの
メインな基軸になっているのはこのファッション誌
なのではないかと感じる
日本のファッション誌が生み出した独特の文化といえば
読モ(読者モデル)
読者の中でヴィジュアルに耐える可愛い女の子達
媒体が理想的という読者にフューチャーして
ページを稼ぎ、読者を教育する一種のメソッド
エージェンシーに所属するモデルの10分の1以下の予算で
ページをつくることができ、不景気な出版雑誌界には
もってこいなビジネスモデルだったのであろう
こぞってファッション誌が読モを使うようになった
2005年頃、ブログブームも加速し
読モといわれる人種はITを駆使し、
雑誌掲載であげた知名度、ブログに読モ仲間と登場
することにより相乗効果でアクセスを稼ぐようになった
彼女達のブログの内容はファッションがどうと熱く語るというよりは
展示会やパーティー読モ仲間とのスナップなど
一般人の経験できない憧れの世界をみせることにより
より多くの一般読者を獲得していく
日本で言われるブロガーといえば、どちらかといえばこっち
これが今問題にもあげられるステマ(ステルスマーケティング)
にも繋がる
実際PRの時にこの手法を使ったが
本当に効果がすぐに出ることには驚いた
□ドメスティックのファッションビジネス
また読モを積極的に活用する雑誌(ある程度実売のある雑誌)
の広告主は海外ブランド、モードブランドではなく
ドメスティックのマルイやルミネなどどこにでも
あるような百貨店、駅ビルに店舗を構える
ドメドメのファッションというよりビジネスに
重きをおいたブランドだったりする
つまりこの一連のビジネスモデル
雑誌、広告主であるメーカー、ブランド、読モは
ファッションというよりビジネスの産物なのである
この3者はサーキュレーションであり
雑誌ではとりあげられなかったアイテムなどを
ブログに流し、購買促進をはかる
モードや本格的なファッションに焦点をあてた
VOGUE,ELLE,SPUR,装苑などは
決してとらない方法である
(広告主がまったく違うということもあるが)
海外のブロガーはどちらかというと
上のモード誌よりなブランドの扱い
写真の撮り方をしている
スタンスやコンセプトは完全モード
日本では発行部数も読者もパイのないモードの感覚は
受け入れられがたいのかもしれない
•英語力
英語力と情操教育も大きく関係しているのではないか
多くの若者が外にでている時代といえども
まだ英語で意思疎通ができない人
英語を読むことに抵抗がある人は圧倒的に多い
そのためweb上に溢れる世界的なトレンド、
ファッションの流れも多くの日本人はキャッチすることができない
•情操教育
上記にあげたドメスティックのファッション誌が提案する
ライフスタイル、コンセプトを含め
やはりまだ日本の女性は学生生活を終えた後、就職→幸せな結婚
のような昔ながらのストリームにのるようにディファインされている
(光文社のJJ→CLASSY→VERY→STORY→HERSをみれば
一目瞭然である。STORY,HERSをみると幸せな離婚などの
特集記事があり、苦笑してしまうこともあるが)
グラマラスのような自己実現にフューチャーした雑誌もあるが
実際読者が多いのは従来の流れにのり、自立というよりは
守られて、しっかり先の見える未来を堅実に歩いていこうと
いった感じである
一概には言えないが、型にはまろうとする時
独自性やアート性、主張をクリエイトするのは
難しいのではないかと思う
インディペンデントな空気感には相容れない
なんだかざっと思いついたことを書いた乱文になってしまったが
以上が日本でスタイルブロガーが育たない理由なのではないかと考える
鎖国的空気感、インディペンデントよりは安定志向
スタイリッシュというよりはカワイイと共感するもの
その中で生まれたビジネスの形、、、、
現状最大のブログサービスであるアメーバが下降をはじめ
ステマに関する取り締まりが厳しくなり
Googleは対して興味のない日本でのブログビジネス
一度多くのものがリセットされてからでなければ
このクリエイションは生まれにくいといえるかもしれない
ただ、リセットされなければならない空気があるのもまた事実
ファッションビジネス、ファッション誌
が近々直面するであろう困難とそれに対するソリューションは
密かに期待せずにはいられない
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