After the wedding


映画はできるだけ見るようにしている
本と同じ
潜在意識、心の奥深くに響きやすいものだからか
直接自分の感性の糧になりうるし、
アイデアはこういった創造的産物がトリガーになることが多い

今年一番、響いた映画は2006年アカデミーショーで
外国語映画賞にも選ばれたAfter the wedding




いかにも北欧な可愛い主人公のウェディング姿のパッケージに
「幸せになれると思っていた」
のようなキャッチのコントラストが斬新で思わず手にとってしまった映画






デンマークの映画で、監督は女性
レビューを観るかぎり、この安っぽいタイトルとは裏腹に
物語の展開がじわじわと人の心理にうったえかけ
どこかレトリックのある映画だと分かったとき
借りずにはいられなかった





この映画の本題はその訳を知ること
だから意図的に本編に触れるのはよしておこう
オールドファッションかもしれないが
男が大事な女を本当の意味で一生守っていくこと
真実の男気が描かれた
さすが女性の監督なだけあって
少々女性の理想にも写る




己にとってこの限られた人生という時間の中で
もっとも大切なものは何なのか
大切な時間とは誰と過ごす時なのか




過去の恋がある
意図せずとも多くの周りを巻き込み
悲しみをつくってしまうシナリオが存在する

それが、常に誠実で、従順で、潔白で
素直に生きてきただけの母親の人生に起こった過ちだとしたら
どうリアクションするのか




愛とは何なのだろうか
相手を愛おしいと思う気持ち
相手と共に存在する時間をかけがえないと思う気持ち
今が輝いた瞬間であることを自覚し、共にいる相手に崇高な思いを抱く時





この映画の父親が、最期に整える環境について
そして絶妙なタイミングでひらかれる最愛の娘の結婚式
そしてこの人々に深く関係する、地球の裏側で生きてきた男の苦悩もまた

それこそそれぞれの立場の想いが交差する
それは誠実な女の人生でたった一つの罪のない過ちだったりする

大きな男が死にたくないと泣くシーンでは嗚咽せずにはいられなかった

愛とは何か、男と女とはどうあるべきなのか
家族とはなぜかけがえのないものなのか
監督の美意識が存分に発揮された美しい映画だと思う

心が曇りがちな人に是非おすすめしたい映画です







MAHO JULIA TAKAISHI

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